ファシリテータートレーニング ベーシックコース 顛末記1

日曜日、早朝から石和温泉を目指す。言わずと知れた歓楽街。
仕事がなんだぁっ!
女房がなんだぁっ!
俺は俺の好きなように生きるのだぁっ!
日頃溜まったストレスを思う存分発散するぞぉっ!
と、勇ましく出掛けたわけでは全くないが、とにかく石和温泉を目指す。JRA場外馬券売り場にも芸者置屋にも全く目もくれず、山梨県立青少年センターへ一直線。ファシリテータートレーニングに参加するためだ。仙人まろのお膝元で、そのベーシックコースにエントリー。3月、4月、5月に、それぞれ2日間を1セットにして行われるこのコース、合計6日間の全てに参加するつもりのワタシ。はてさていったいどうなることやら、オニのような眠気とワクワク感とともに朝霧高原~精進湖~甲府南ICをすり抜け石和へ。

 普段、静岡のファシリテーション研究会でも多くの学びや気付きはあるものの、環境とメンバーを大きく変えて臨む今回はとても楽しみ。案の定まろさんを中心に、何人も初対面の魔物達がワンサカ居る。遠くは千葉を初め、神奈川、長野から。そして我々の静岡からは4人参加だ。若干緊張気味のワタシは全身から妙な液体を滲ませながら、怖いもの見たさに後押しされて、いよいよワーク本番に突入なのだ。

1日目 AM 自己紹介
 初対面の方も多く自己紹介のワークから始まる。まずは2人ペア、次に3人、そして5人というようにグループの単位を大きくしていきながら自己紹介をし、互いを解り合っていく。初めは手探りで、名前は・・・、出身は・・・、仕事は・・・、ここへ来たのは朝早くから車で・・・、知り合いはこの人とこの人で・・・。まるで初めて会ったワンコ同士がクンクンと相手のニオイを嗅ぎまくっているような感じ。
 ペアを替える頃にはここのメンバーは敵ではない(そりゃ当然そうなんだけどさ)という安心感が生まれ一歩踏み込んだ紹介や質問を互いに繰り出す。更に3人、そして5人のグループで自己紹介する頃には、初めての相手でも手探りの質問はあまり交わされなくなり、互いの個性を伝え合うように、より深いところに話が及んでいく。繋がりあった糸がだんだん太くなっていく感じ。

 その頃になると、むしろ出身、仕事といったような基礎情報に関わる事は、あまり大切ではなくなっている感覚をワタシは感じていた。話す内容や仕草など、会話のキャッチボールを通じ、個性というかその人そのものをもっと知りたい感覚となっていた。基礎的な情報はそこに至るための道具というかきっかけで、そんな中から互いの共通点や共鳴できる事が一つでも見つかると、急速に距離感が縮まっていく。その時、我々のグループで取り上げられたキーワードは安心感。グループを替え紹介を繰り返す度に警戒感は薄れ行き、安心感が高まる。
 我々のグループでは、ぶんちゃんがお連れになったお嬢さん、真子ちゃんの存在が効いてたかな?可愛かったなぁ、すっげぇ人懐っこいんだよ。トキさんメロメロだったもん。もうひとつのグループではどんなんだったのかな。

1日目 PM ポポポ?金魚鉢?
 観察するのって難しい~っ!2つのグループに分かれて内側の円と外側の円に位置取る。内側の円はディスカッション、外側の円はそれを観察。時間で中と外を交代。外のグループは内側に入り今観察した事を話し合う。交代で外に出たグループはそれをまた観察する。その場で何が起きているのか?メンバーの動き・サインはどのように表れているか?
 で、難しいねぇ、観察って。ついついね、そこで交わされているディスカッションそのものに意識を持って行かれてしまって、起きている事やノンバーバルサインを拾いきれないや。たくさん見逃してしまったね。サインに気付くと同時に、他のサインとの関連や、タイミング・時系列も意識して観察していかないといけないなぁとあらためて思ったわよ。

それから、観察者の感じ方と、実際に場の中で起こっていることって随分違うんだっていう事がよく解った。拾ったつもりのサインでさえも、その解釈は必ずワタシ自身のフィルターを通過するわけで、その際に加えられる解釈で同じサインでさえも、実際に起こっていたこととは全く違う理解となってしまう危険性がある。自分のメジャーをあててしまっている瞬間。勝手に解釈してしまい、疑いも無くそれを信じ、場合によっては相手に押し付けてしまう危険性があるなぁと少し内省。
 ラボラトリーだからいいけど、実際の社会でも日常的にありえることだもんね。自分は正しいとか、こうあるべきだという固定観念から解き放たれるためにも、客観性を取り戻す意識を持ったり、相手を信じながら、都度確認していく作業は大切だなぁと思った次第。

夜の部
 終了後は会場近くの料理屋さんで夕食。とはいってもワタシはビールとおつまみ少々。ワークから離れてのリラックスタイム。本業の話や自己紹介で話しきれなかったお互いの話。美味しかったァ、ビールとウナギの肝。
 お店を出てから、こうちゃんが紹介してくれた今夜の宿へは向かわずに2人で近くの温泉宿へ。流石温泉街。この時間でも入浴のみの利用が可能、嬉しいねぇ。長風呂が好きな二人連れは、露天・サウナ・風呂上りのマッサージチェアまでフルコースで2時間を堪能してまいりました。
 小腹がすいた我々は、宿の近所のコンビニに立ち寄る。少々の夜食と明日の朝食分を求め部屋へ。結果的にチェックインが11時半頃になっちまって、流石にフロントから小言を言われちゃったよ。「もっと早くお願いしますね」って。その時には、飲みなおすつもりの缶ビール2本が翌日のワークに影響するなんて、微塵も考えていなかったなァ・・・不覚・・・。







新米ボスのONとOFF!
 主体性を上手に発揮するためにも客観性を大切にしたい新米ボス 
 観察はスッゲェ難しいけど学びもスッゲェ多いなァ
  by Kageyama @ あんしんビジネスサポート株式会社 @ 富士市  


2009年03月22日 Posted by mt-kage at 03:19Comments(2)ファシリテーション