初親子酒

初めて息子と二人、差し向かいで呑みに行った。我が家の女性陣は同窓会等々でそれぞれお出かけで、残ってしまった野郎二人、居間でビールじゃぁちぃっと寂しい。ってんで料理屋とバー。2軒寄って、都合4時間少々。

はじめは、戸惑い気味な小僧も一杯飲めば落ち着いてくるらしく、生エビスで滑らかになった口から会社のことや仲間のことを少しずつ話す。自分より年上のワーカーさんたちと上手にやっていくためには結構心を砕いているらしい。金目の刺身、おでん、あん肝、猪ステーキ、だし巻き卵、おいしい料理の数々もさることながら、ワタシにとっては彼をいじりながら飲むお酒がまた格別に旨い。おっと・・・いつもよりつい飲み過ぎちまう。

おなじみのバーでは、席を離れた隙にマスターがオレの過去をいろいろ話してしまったらしい、奴に。同級生ってのも困りもんだ。トイレなんか行くんじゃなかったぜ、まったく。他愛ない秘密がいくつかばれてしまってなぜか上機嫌のオヤジ。カウンターでオヤジを放っておいてマスターと話す小僧。たいした話をするわけでもないのに、あっという間に時は経つ。

店を出て「また来ようぜ!」「おぅ!」と余裕を見せていた二人。きれいに呑んでいたつもりが、思ったよりも酔っているみたいだ。同窓会帰りにちょうど迎えに来た女房の車の中で、あっという間に泥のように眠ってしまうのだった。果たしてそんな我々を、笑顔で眺めていたのか、それともあきれ果てていたのかは、実際のところ彼女しか解らない。






新米ボスのONとOFF!
 すっかり小遣いがなくなっちまった新米ボス 
 奴の誕生日プレゼントだと思えばまぁいいか。
  by Kageyama @ あんしんビジネスサポート株式会社 @ 富士市  


2008年11月10日 Posted by mt-kage at 20:52Comments(12)他愛ない話