街は生き物、人が生きてるから

富士でお客さんと仲間達と一戦交えた後、戦場を静岡へ移してこちらは一騎打ち。とはいえ既に疲労困憊のワタシは、得意技のビールぶひゃひゃひゃ作戦!を繰り出す事さえ出来ず、血まみれメアリーに助けを求める。しかぁしそれも束の間。初めは優しいメアリー様も、徐々に牙をむき始め、結局返り討ちにあってしまうのは自滅気味のワタシ。敵の勝ち誇った顔に「チッキショ・・・」などと悪態をつき、客待ちタクシーを横目に見ながらふらふら歩く26時半の呉服町。

ガッシャンガッシャンとスゲェ音がするほうを見れば、店舗シャッターのリニューアルだろうか、職人二人が道具や薬剤を使ってペイントを剥がしている音なのだ。それほど冷えていない夜だったとはいえ、やや厚手のシャツ一枚をまとい、汗だくで取り組んでいる姿にほんの少しだけ足を止める。日々、こうやって少しずつ姿を変えていく町並みや風景。通りかかる多くの人が、「おっ、デザイン変わったんだね」とか、「いつの間にこんなに綺麗になったんだろ」とかいって下さる背景には、こういった職人達の仕事があるのをあらためて実感する。

深夜の職人達をいたずらに賛美しようということじゃない。そこには発注者がいて、ビジネスのための経済活動であり、彼らもまたそれによって生きているということ。たったそれだけのことなんだけれど、夜にしか姿を見せないシャッターに、一生懸命新しい命を吹き込もうとしている姿をあの時間に見ちゃうとさ。ね。「酔っぱらい局地戦七間町の陣!」に玉砕したばかりのワタシの心も自ずと引き締まろうというもの。「街は生き物」、「街は生きている」と例えられることが多いけど、それは取りも直さず「そこで人が生きている」んだってことを、ちゃんと理解しないといけないなぁと感じ直した次第・・・。

ワタシはど?
この街で生きているかい?
この街と生きているかい?
周りの人たちとちゃんと向き合っているかい?








































まだまだやね。





新米ボスのONとOFF!
 自分が気を抜いているときに頑張っている人を見ると置いてきぼり気分になる新米ボス 
 少しでもいいから社会に関わる仕事をしていけたらいいなぁ
 by Kageyama @ あんしんビジネスサポート株式会社 @ 富士市


同じカテゴリー()の記事画像
ブルガリヤオヤジ
マッサージ師現る
同じカテゴリー()の記事
 夜回り先生、あざれあにて (2008-05-24 23:57)
 ブルガリヤオヤジ (2008-04-29 23:44)
 マッサージ師現る (2008-03-10 23:52)
 兄貴分との再会 (2008-03-07 23:54)
 嬉しい再会&今後が楽しみな出会い (2008-02-08 23:36)
 歯車の不具合 (2008-02-06 21:15)

2008年03月02日 Posted bymt-kage at 13:25 │Comments(2)

この記事へのコメント
俺抜きで行ってくれたということ???
Posted by あ at 2008年03月05日 18:31

んだ

相変わらず巻き込まれとるよ・・・。
Posted by mt-kage at 2008年03月05日 21:06
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
街は生き物、人が生きてるから
    コメント(2)